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【採択事例】太径鉄筋対応の大型圧接機開発|経営基盤強化支援

執筆者の写真: 鈴木 和幸|KGSO
鈴木 和幸|KGSO
6 日前
読了時間: 3分

東京都|製造業|経営基盤強化支援|採択額800万円


橋梁などに使われる鉄筋部材を製造する事業者様について、太径鉄筋に対応する大型アプセットバット溶接機の開発を支援しました。


ご相談時の課題

既存事業では、独自の溶接技術を活かして環状型の鉄筋部材を製造していました。

一方で、従来設備では対応できる鉄筋径に限界があり、より太い鉄筋が求められる建設分野では受注できない案件があることが課題でした。

また、原材料価格の上昇や技術者不足、労働時間の制約もあり、既存技術を活かしながら生産性を高め、新しい市場へ広げる必要がありました。


補助事業の内容

今回の計画では、従来のφ16からφ32までの太径鉄筋を加工できる大型アプセットバット溶接機を開発します。

コンピュータ管理によって品質を安定させるとともに、アーク溶接やガス圧接と比べて作業時間を短縮し、太径鉄筋を使う建設市場への展開を目指しました。

単なる設備更新ではなく、既存技術を発展させ、これまで対応できなかった顧客ニーズへ応えるための開発投資として計画しています。


KGSOで整理したポイント

申請では、単に「大型の機械を開発する」という説明ではなく、現状の技術課題と、新しい設備によって広がる市場をどうつなげるかを整理しました。

既存設備では太径鉄筋に対応できない → 受注できる市場が限定される → 自社の溶接技術を活かして大型機を開発する → 対応できる鉄筋径と生産性を高める → 建設分野の新規顧客へ展開する

という流れを明確にしました。また、なぜこの仕様が必要なのか、その設備によってどの市場へ進出できるのかを収益計画までつなげています。


実現性を高めるための計画

既存の溶接技術や製品開発の経験を持つ社内人材を中心に、機械製作会社や制御プログラム会社とも連携する体制を整理しました。

また、開発後の販売先についても、これまで取引のある建設分野を基盤としながら、太径鉄筋への対応を強みに新規市場へ広げる計画としました。


採択結果

経営基盤強化支援 採択額:800万円

製造業の設備投資では、設備スペックだけでなく、「現状の技術課題」「顧客ニーズ」「導入後に広がる市場」「売上へのつながり」まで整理することが重要です。

KGSOでは、設備の内容だけではなく、その投資によって会社の事業がどう変わるのかまで一つの計画として整理します。


設備開発・新市場への進出で補助金を検討している方へ

「既存設備では新しい案件に対応できない」「新しい機械を開発して市場を広げたい」という段階からでもご相談いただけます。



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